2020年6月20日の情熱大陸へ建築家の藤森照信さんが出演します。
藤森さんですが、異色な経歴をもっていて大学教授といった建築史家でありながら、45歳頃から建築家としてデビューして世に建造物を生み出しています。
そしてその異色な経歴から生み出される建造物が一風変わっていてジブリに登場してきそうな通常だと見たこともないような作品の数々があり、とても魅力的です。
そんな藤森さんのプロフィール、家族構成など気になるところですね。
今回はそんな藤森さんのプロフィール、家族構成、そして、ジブリに出てきそうな藤森さんが手掛けた建造物を一挙紹介します。
藤森照信のプロフィールと家族は?
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プロフィール
名前 | 藤森照信(ふじもり てるのぶ) |
生年月日 | 1946年11月21日 |
年齢 | 73歳(現在2020年6月時点) |
出身地 | 長野県諏訪郡宮川村 |
職業 | 建築史家、建築家 |
肩書き | 東京大学名誉教授、東北芸術工科大学客員教授。東京都江戸東京博物館館長 |
藤森さんの本業は建築史家であり、建築に関する歴史を研究を行っている教授です。また、建築探偵団や路上建築会を結成し、建築史の観点からは無価値だが、街の中に埋もれて忘れさられた建築を発見したりしていたそうです。
1991年の44歳の時に神長官守矢史料館での建築家デビュー(78代当主守矢早苗が幼なじみという縁もあり、当時の茅野市役所から依頼があったそうです。)をきっかけに建築史家、路上建築会としての知識をふんだんに使った独創的な建築を作っています。
これが藤森さんの真骨頂です。
あと、大学時代は若い頃建築家を目指していた歌手の小田和正さんと同じ大学で同級生だったみたいです。
ご家族について
藤森さんの家族は奥様である美知子さんのみ確認できました。お子様がいらっしゃるかどうかは公開していなかったです。
また、藤森さんのご両親については、父親は学校の先生で、母親はご実家が上諏訪の弟子が40人くらいいた大工棟梁だったようです。建築史家として大学教授になれたのも納得ですね。
藤森照信の建築紹介!(ジブリに登場してきそうな建築たち)
#神長官守矢資料館
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藤森さんの建築家デビュー作です。
所在は藤森さんの出身地である長野県茅野市です。
明治初期まで諏訪大社の神長官を務めた守矢家の敷地にたつ資料館であり、守矢家78代目当主と幼なじみという縁もあり、茅野市役所から依頼を受けて建てた。
後述する高杉庵、低杉庵、空飛ぶ泥船も茅野市にあるため、観光地として訪れればまとめて楽しめることになります。
たんぽぽハウス
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藤森さんの国分寺にある自邸であり、代表作となっています。名前の通り、屋根はタンポポによる緑化を施しています。土や石など自然素材を使った建築をするからこそできる藤森さんの業ですね。
ツバキ城
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この建物の所在は伊豆大島であり、伊豆大島のシンボルである椿(ツバキ)がなんと屋根の頂点に植えられているため、それが由来で”ツバキ城”とのこと。
そして屋根全面には土が盛られ、芝生が植えられて見事な緑化を施されています。
高過庵
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“高過ぎる茶室”という遊び心満載な建築です。
二度見するぐらい仰天の建物ですが、お茶会などをするようですが、入室するとグラつくとのことでお茶どころではないですね。
また、アメリカのTime誌にて「世界でもっとも危険な建物トップ10」に選出されています。
低過庵
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高過庵の横に建っており、名前の通り屋根が地面ギリギリです。銅版葺の屋根が美しく、時間の経過とともに色合いを変えていくのが楽しみですね。
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ちなみに入室するときは屋根をスライドさせすそうです。大掛かり!!!!
空飛ぶ泥舟
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高過庵と低過庵のさらに横に位置するのが左右からワイヤーで宙に浮いている建物が”空飛ぶ泥舟”です。
どうやって中に入るの?って感じですね。
ねむの木こども美術館どんぐり
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名前の通り、どんぐりの形をしていて、ジブリなどおとぎ話に登場してきそうな独創的な形をしています。
建物の所在は静岡県掛川市にあり、肢体不自由児のための養護施設「ねむの木学園」の子どもたちが描いた絵を飾っている美術館です。
ニラハウス
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たんぽぽハウスのニラバージョンです。最近はニラは植えていないそうです。
草屋根
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滋賀県の近江八幡市に所在し、全体が芝生で覆われている三角形の建物です。「ラ コリーナ近江八幡」といって、お菓子屋さんとカフェが入っているそうです。
ラムネ温泉館
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大分県竹田市に所在する焼杉と漆喰によるストライプ柄の壁が特徴の建物です。建物自体は温泉「ラムネ温泉館」となっています。
コールハウス
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栃木県宇都宮市に所在する焼杉を使用した住宅だそうです。飛び出たところは3畳程度の茶室となっているそうです。
まとめ
今回は異色な経歴を持つ藤森さんのプロフィール、家族構成、そして、ジブリに出てきそうな藤森さんが手掛けた建造物を紹介しました。
自然素材や植物をふんだんに使った独創的で建物おもしろいですよね。最近は手掛けていないようですが、お弟子さまた教授でもあるため建築技術に興味を持った学生が引き継いで行ってくれると良いですね。
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