2020年11月19日に川賞作家・柳美里さんの小説「JR上野駅公園口」がアメリカで最も権威がある文学賞の一つ「全米図書賞」 2020年の受賞作品として選出されました。
そんな柳美里さんの経歴やプロフィールが気になり、調べてみたところ、壮絶な生い立ちがあったり、ご家族の旦那さんと息子さんに関する情報がわかりました。
今回は柳美里さんに関する以下の情報をお届けします。
・柳美里の息子の柳丈陽(たけはる)について
・柳美里の壮絶な生い立ちについて
柳美里の内縁の夫・旦那は?
芥川賞作家の #柳美里 さんのフルハウス(福島県)に行ってきた。往復200キロの旅。オープンしたばかりとあって店内は木の香りと書籍の匂いでいっぱい。幸せな気持ちになる。残念ながら柳さんはラジオの仕事で仙台へ。でも旦那様とお話ができこれも貴重な時間。柳さんの本と私の #絵本 で記念撮影。 pic.twitter.com/UnPLC20j5L
— 前田優光 (@ekakiyapon) April 26, 2018
柳美里さんと旦那さんの朝晴(ともはる)さんは籍を入れておらず、内縁といった関係でだそうです。
柳美里さんと旦那さんの朝晴(ともはる)さんは、東日本大震災から4年後に、神奈川県から福島県南相馬市小高区へ移住し、さらに自宅の一部を改装し、ブックカフェ「フルハウス」を夫婦お二人で経営しています。
柳美里の息子の柳丈陽!大学どこ?
わたし49歳、息子18歳。
いっしょに暮らすのは、あと2週間。
わたしは来週、小説の取材でベルギーに行くので、それを引くと、あと1週間。
もうすぐ、さよならだ。 pic.twitter.com/k4k1p5c0Gi
— 柳美里 (@yu_miri_0622) March 1, 2018
柳美里さんの息子さんのお名前は柳丈陽(たけはる)さんといいいます。
柳丈陽(たけはる)さんは今の旦那さんの前に既婚者の方との間にできたようです。
妊娠後に、長男の父親である既婚男性と破局して一人で育て、しばらくして現在の旦那さん朝晴(ともはる)さんと出会えたわけですね。
息子の柳丈陽(たけはる)さんは現在、20歳で、身長は185cmくらいはある長身です。
また、AO入試で北方圏農学科に合格して、北海道にある東京農業大学オホーツクキャンパスへ2年生として通っているようです。
柳美里の経歴
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1983年 横浜共立学園高等学校に入学
入学後、すぐにイジメに会い、1年で退学します。
1984年 ミュージカル劇団東京キッドブラザースに最年少で入団
1988年 『水の中の友へ』で劇作家・演出家としてデビュー
1994年 処女小説「石に泳ぐ魚」を文芸誌『新潮』に発表し小説家としての活動を開始。
『石に泳ぐ魚』は、顔に腫瘍を持つ実在の韓国人女性をモデルにしたことで、プライバシーを侵害されたとして訴訟問題に発展し、2002年に最高裁で出版差し止め判決が出された。判決を受け、
1997年 『家族シネマ』で第116回芥川賞を受賞。
2009年 自身の「虐待騒動」を扱った初ノンフィクション『ドキュメント「児童虐待」』を発表
2011年 東日本大震災を機に福島県、宮城県、岩手件に通い始める。
2015年 鎌倉から南相馬に転居し、南相馬市在住作家としての生活を始める。
2020年 全米図書賞を受賞
『JR上野駅公園口』の英訳版『Tokyo Ueno Station』が、TIME誌の2020年の必読書100選に選ばれ、米国の文学賞である全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞した。
柳美里のプロフィール!
名前 | 柳美里 |
読み | ゆうみり |
韓国名 | ユ・ミリ |
生年月日 | 1968年6月22日 |
年齢 | 52歳(2020年11月現在) |
職業 | 劇作家、小説家 |
国籍 | 大韓民国 |
最終学籍 | 中卒(横浜共立学園高等学校中退) |
柳美里の壮絶な生い立ち!
実は柳美里さんの幼少期は凄まじい環境で育っています。
ここで、壮絶な生い立ちをご紹介します。
祖父失踪からの祖母失踪
柳美里さんの祖父は韓国で共産主義者だったことから、国に追われ、家族(その時、柳美里さんは母は子供だった)を置いて、単身で日本に渡ってしまったのです。
そこからしばらくして、祖母は柳美里さんの母親も連れて日本に渡り、祖父に会いにいったところ、祖父はパチンコ屋を経営し、さらに日本で新しい家族を作ってしまっており、祖母はショックを受けて家族を置いて単身で失踪してしまいます。
母親がホステスに転身、そして浮気の末失踪
柳美里さんの母親は日本に来て大人となり、祖父のパチンコ屋で働いていた釘師の方と結婚し、柳美里さんが生まれます。
柳美里さんが生まれてから2ヶ月後に祖父は知り合いに騙され、経営していたパチンコ屋を手放さないといけなくなり、程なくして韓国に帰って行き、父親は別のパチンコ屋に再就職するも生活が困窮します。
そこで柳美里さんの母親は叔母(母親にとっては妹)に誘われキャバレーで働くようになり、そこで知り合った男性と家族を捨てて、失踪します。
父親から虐待、外ではいじめ、自殺、家出
母親が出てった後は父親から暴力をふるわれるようになり、さらに昔から周りからいじめられる毎日で相当苦しんでいたそうです。
当時、唯一心が安らげる場所がなんと墓地で、お墓の中の死者と会話していたそうです。
さらに中学2年生には手首を切ったり、冬の海に入ったりと自殺を繰り返していたそうです。
まとめ
今回は柳美里さんに関する以下の情報をお届けします。
・柳美里の息子の柳丈陽について
・柳美里の壮絶な生い立ちについて
いかがだったでしょうか?
現在52歳でもバリバリ働き、小説を書き、しかもアメリカで最も権威がある文学賞の一つ「全米図書賞」に受賞されるなんてすごいですよね。
まだまだこれからの活躍にも注目です。
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